- 2007年6 月26日(火)
- 技術情報
今更ながらファイル共有のプロトコルとしてWebDAVが見直されている。
WebDAVとははウェブを使った分散オーサリングとバージョン管理のプロトコルである(Wikipediaより)が、簡単に言ってしまえばWebのプロトコルであるhttpやhttpsを使ってファイル共有をするものである。
昨今は分譲マンションにもプロバイダとセットでネットワークが標準でひかれることが多くなってきたが、セキュリティのため特定のプロトコルしか通さないようにしているところが多い。したがって通常のVPNのプロトコル(PPTP等)を利用できないことも多いので、その場合はWebDAVを用いたファイル共有の手段が有効である。
サーバとしては、IISの他ApacheでもWebDAVのモジュールを導入することで利用できる。
クライアントとしては、Windows2000以上では標準でWebDAVクライアントになれる他、WebDriveやNetDriveというソフトを利用してネットワークドライブに割り当てることができる。
Linuxサーバに導入するのは簡単で、@ITの鶴長さんの記事を参考にすれば簡単に導入できる。
Apacheで作るファイルサーバ(WebDAV over SSL編)
認証はLDAP認証にしておいた方が管理は楽だ。同じく@ITの 鶴長さんの記事を参考にすれば良い。
CentOS等であればyumを使えば簡単にインストールできるだろう。
WebDAVのクライアントはWindowsであれば以下の情報等を参考に設定できる。
しかしながら、PCの操作に不慣れな人間にとっては、ネットワークドライブとして扱える方が良い。
その場合、前述したWebDriveやNetDriveを利用すれば良いのだが前者は 有償のソフトウェアである。どうしても無償でというのであればNovel社がNetware用に開発したNetDriveというソフトウェアを自分の責任の下で利用する。(無償で配布されているソフトなので、ライセンスを確認したところ問題はなさそうなのだが、一部には利用制限があるという声も聞いているため)
また、配布元としては理由があってNovel社のサイトに無いので、以下のサイト等から入手する。
http://www.rsync.net/resources/howto/windows_map.html
日本語化するにはパッチが必要であり、以下のサイトから入手し、適用する。
http://www.geocities.jp/patchgoo/netdrive.html
WebDAVをWindowsで利用する場合、一度ローカルPCのデスクトップ等にダウンロードして利用するイメージになるが、MS Office等一部のアプリケーションはWebDAVに対応しており、そのまま編集を行うことが可能である。(当然、「保存」をすればWebDAVフォルダに格納される)
一時は、実装の不安定さから動作が不安定の声も多かったが、現在ではわりと安定してきている。
今後更に見直されていくしくみではないだろうか。
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